当院の肛門科の診療について
肛門科の受診は恥ずかしいと思っていませんか?
当院では患者様のプライバシーを尊重し、少しでもリラックスした状態で受診ができる環境作りを努めております。
肛門の病気は早期の段階で治療を行うことが大切です。
症状が進行してしまっている場合は、手術が必要になるケースもあります。
そのため、少しでも気になる症状があれば、ためらわずに肛門科を受診して下さい。
当院を受診される場合は、受付の際にどの診療科を受けるか他の患者様にわからないようにしております。
症状についても問診票でお尋ねするようにしていますので、声に出すことはありません。
※診察の際には患部の写真撮影をおこないます。
当院では最新の電子肛門鏡「デジタルアノスコープ」を導入しております。これまでは観察が難しかった肛門部分をモニターに移して観察できるようになりました。画像の保存も可能ですので、経過観察にも有効です。
患者様ご自身も画像を見ながら、医師の説明を聞くことが出来ます。
毎週火曜午後は女性医師による肛門診察を行っております。
内痔核は肛門の直腸粘膜と肛門上皮の境目の歯状線より内側にできた痔核のことです。排便時のいきみなどが原因で粘膜でうっ血して発症します。知覚神経がないため、痛みを感じにくく、痔核の脱出(脱肛)や出血が原因で初めて気づくケースもあります。
外痔核は直腸粘膜と肛門上皮の境目の歯状線より外側にできた痔核のことです。こちらは内痔核とは異なり、痛みを伴います。特に強い炎症が起こった場合は激痛が生じます。
切れ痔はその名の通り、肛門の皮膚が切れた状態です。「裂肛」とも呼ばれます。便秘による強いいきみや勢いの強い下痢便のために、切れてしまうことが多いです。切れ痔は慢性化することもあり、肛門が狭くなってしまい排便困難になることもあります。女性に多く見られます。
痔ろうは、肛門の周りに膿の溜まったトンネルができた状態です。穴痔とも呼ばれます。肛門にばい菌が感染して起こる肛門周囲膿瘍から進行して発症します。症状としては激しい痛みや高熱があります。痔ろうはがん化することもありますので、手術が必要です。
お尻の病気は、痔以外にたくさんあります。それぞれの疾患ごとに適切な治療が必要です。
特にお尻からの出血や血便は肛門疾患だけではなく、大腸に原因があることもあります。
その場合は確定診断のために、大腸内視鏡検査が必要になる事があります。
肛門の症状で気になる事がありましたら、早めにご来院ください。
問診票を参考に医師が症状についてお伺いいたします。
その後、指診と触診で患部を写真で撮影し確認いたします。
プライバシーを考慮した完全個室での診察になりますので、ご安心ください。
電子肛門鏡にて肛門の観察をします。
直腸鏡は、肛門鏡よりも細長い器具です。
どちらも医療用の潤滑油のゼリーを使用するので、ほとんど痛みなく検査が受けられます。
検査結果について丁寧にご説明いたします。また、患者様のライフスタイルの併せて治療方針を決めていきます。
大腸の出血が疑われる場合は、正確な診断のために大腸内視鏡をお勧めする場合もあります。
手術が必要な場合は、提携病院にて院長が執刀いたします。
住所 | 〒213-0013 神奈川県川崎市高津区末長 1-23-17 梶ヶ谷Jビル 1F 梶が谷駅から徒歩2分 |
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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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09:00-12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / |
15:00-18:30 | ● | ● | ● | ● | ● | / | / | / |
休診日:年360日ほぼ休みなく営業。1/4から数日の冬季休業のみ
※肛門診療は、木曜日は行っておりません。
※診療終了の10分前までに、受付をしてください。
※水曜日午後、木曜日終日、金曜日午前は肛門専門医は不在です。診察は可能です(木曜日以外)。