超音波外来

月6回完全予約制の超音波検査士による超音波専門外来

超音波検査士:稲川 天志

超音波検査士:高村 公裕

 

超音波検査士とは、

公益社団法人日本超音波医学会の超音波検査士制度委員会規程に定める超音波検査士制度委員会の審査にて、認定された超音波検査を行うスペシャリストのことです。

 超音波検査士の所属会社、株式会社ピーディーエスについてはこちら>>

頸動脈 超音波(エコー)検査を受ける方へ

何がわかるの?

①:動脈硬化の度合い・・・動脈硬化とは、文字通り動脈が固くなることです。
  動脈硬化がすすむと、動脈のしなやかさが失われ、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などになる可能性が高いといわれています。
  頸動脈エコーの検査では、特に脳梗塞の危険性を事前に知ることができます。

②:プラーク(血管壁肥厚)の有無・・・プラークとは、動脈硬化によって、血管壁が1.1mm以上に厚くなったもののことです。
  プラークが血管を狭くしたり、細い血管をつまらせることもあります。

動脈硬化の原因は?

高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙、肥満などです。

検査はどうやるの?

頸動脈とは首にある動脈のことです。
仰向けに寝た状態で首の広い範囲にゼリーをぬり、プローブという装置をあてて検査をします。服装は襟元が大きく開いているものが好ましいです。検査は15分程度で、痛みもありません。超音波はお腹の赤ちゃんにも使えるほど安全で、体に影響がなく無害です。

検査当日ごはんはたべていいの?

食事制限はありません。

乳腺 超音波(エコー)検査を受ける方へ

何がわかるの?

乳腺内のしこり(良性腫瘍やガンなど)の有無や、リンパ節の腫れ、乳腺症の有無などを観察します。

検査はどうやるの?

上半身をおぬぎいただき、仰向けに寝た状態で、乳房にゼリーをぬり、プローブという装置をあてて検査をします。左右の乳房と脇の下全体を観察します。超音波はお腹の赤ちゃんにも使えるほど安全で、体に影響がなく無害で、痛みもありません。

検査当日ごはんはたべていいの?

食事制限はありません。

心臓 超音波(エコー)検査を受ける方へ

何がわかるの?

心臓の弁膜症、心拡大、心不全、心筋梗塞、先天性の心臓病などです。超音波を利用することで心臓の形態や機能をリアルタイムに評価できます。

検査はどうやるの?

仰向け、または横向きに寝た状態で、胸の広い範囲にゼリーをぬり、プローブという装置をあてて検査をします。超音波はお腹の赤ちゃんにも使えるほど安全で、体に影響がなく無害です。

どんな服装がいいの?

 胸全体にゼリーをぬりますので、まくしあげやすい服装でおこしください。

検査当日ごはんはたべていいの?

食事制限はありません。

甲状腺 超音波(エコー)検査を受ける方へ

<何がわかるの?>

甲状腺というのは、首の表面近くにあるホルモンを出す臓器です。検査によって、甲状腺の大きさや形態を知ることができるので、ホルモン異常の病気(橋本病、バセドウ病など)や腫瘍(良性か悪性かなど)をみつけることができます。

<検査はどうやるの?>

仰向けに寝た状態で首の広い範囲にゼリーをぬり、プローブという装置をあてて首にある甲状腺を検査します。
検査は15分程度で、痛みもありません。超音波はお腹の赤ちゃんにも使えるほど安全で、体に影響がなく無害です。

<検査当日ごはんはたべていいの?>

食事制限はありません。

腹部 超音波(エコー)検査を受ける方へ

検査前日

 夕食は消化の良いものを軽く摂取し、午後9時以降は食事をしないでください。
 水分は就寝前まで飲んで構いません。

検査当日

 朝は飲食、飲水、薬の内服など一切しないでください。
 また、なるべく尿をためた状態で検査ができるようにお願いいたします。
当日は予約時間の10分前におこしください。

検査のやりかた

 おなかにゼリーをぬって、プローブという装置をあてて、仰向けに寝た状態で検査します。
 おなかにある臓器(肝臓、腎臓、膵臓、脾臓など目的に応じて)の形状を確認し、病変の有無を確認します。 超音波は、お腹の赤ちゃんにも使えるほど安全で、身体に影響がなく、痛みもありません。

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